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BLシリーズは、元々BCシリーズの派生モデルだった?

ビル・ローレンスのギターで、名作ピックアップL-500を2基搭載したモデルが「BL1」である。

カタログなどのスペック表には、ただ単に”L-500×2”などの表記されていることが多いが、ほとんどのモデルでポジション専用のピックアップが搭載されている。

フロントは「L-500R」(R=Rhythm Positionの意)、リアは「L-500L」 (L=Lead Positionの意)がそれぞれインストールされている。

ビル・ローレンスの音に対するこだわりが感じられる部分である。


bl1_21_22frets_20140527221654bb2.png
【出典: ヤフオク!】

そんなBL1であるが、オークションやコレクションの画像などで、ネックが21フレットのものと22フレットのものがあるのをご存知だろうか?


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【出典: ヤフオク!】こちらは21フレット仕様のヘッド。明らかにBCシリーズである。

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【出典: ヤフオク!】こちらは22フレット仕様のヘッド。

22フレットモデルは、基本的にヘッドにはブランドロゴだけがプリントされているが、一方の21フレットモデルには、ヘッドにブランドロゴ以外に、「CHALLENGER」「MODEL Black 57」などのプリントがされており、明らかにシングルピックアップを搭載した「BCシリーズ」のものと同じネックが使用されている。

これには諸説あり、”たまたまBCシリーズのネックが余っていたから付けた説”や、”ビル・ローレンスではよくあるカタログ外モデル説”などの意見が見受けられる。

これが真実かもしれないが、そうではない「証拠」となる画像がネットにアップされていた。

bl_yuasa.jpg
【出典:Junk Guitar Factory (http://junkguitarfactory.web.fc2.com/heyreporter/bill01.htm) 】

ある年代の方々には懐かしい「X-RAY」のギタリスト 湯浅 晋氏である。その彼が持っているギターがずばり「BC1-57 CUSTOM」である。

bl1_custom.jpg
拡大してみたが、スペック表の文字がつぶれ気味であるので、ここに明記する。

BC1-CUSTOM
ついに、ツイン・ブレード・ハンバッカー。シン・ユアサ(X-RAY)も実証。L-500の威力を信じるメタルライナー、待望の1本。

BC1-57 CUSTOM ¥70,000-
●PU L-500×2 ●BODY アルダー3ピース ●NECK メイプル ●CONTROL 1V・1T ●SELECTION 3ポジション・トグルスイッチ

BC1-62 CUSTOM ¥70,000-
●PU L-500×2 ●BODY アルダー3ピース ●NECK メイプル・オン・ローズ ●CONTROL 1V・1T ●SELECTION 3ポジション・トグルスイッチ

時代を感じる熱い(?)コピーと、これまた時代を感じるスペック表だが、ボディ材がアルダーの3ピースに見えるのが気になるところである。(もしかすると2ピースかもしれない)

ちなみに、X-RAYのファンサイトに、湯浅氏のギターインタビューが掲載されているので、気になる方はチェックしてみるとよいだろう。
http://park15.wakwak.com/~donotx-ray/akabill.htm


この広告を見る限り、ビル・ローレンスのラインナップを拡充する形で、L-500搭載モデルを追加しているように見受けられる。

したがって、型番も「BL」ではなく、あくまで「BC」なのである。だから、L-500搭載モデルにBCシリーズのネックがセットアップされているのである。 (マニアック的に表現すると、BL1だと思っていたあなたの21フレットのギターはBC1で正解なのである。でもタグと保証書は大人の事情でBL1だったかもしれないが…)


そしてこのあと、このモデルが基本となり、

BC1-57 CUSTOM → BL1-50M (メイプル指板) ¥73,000-

BC1-62 CUSTOM → BL1-50R (ローズ指番) ¥73,000-

とBL1シリーズに発展していく。BL1シリーズの詳細な検証については別の機会に譲りたい。



しかし、話はまだ終わっていない。先ほど、ネックについてBL1に21フレットのBCシリーズのものがあると述べたが、ボディのザグリについての検証が必要である。(※ザグリとは、ボディにピックアップなどのパーツを格納するために空けた空間のこと)

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【出典:ヤフオク!】 (イメージ映像〜こちらのモデルはBC1DM)

22フレットがインストールされた (正規の) BL1のボディのサグリは、「H-S-H」となっている。(H=ハムバッカー、S=シングル) ハムバッカーの部分は、きれいな形でくり抜かれている。


IMG_1120++.jpg
【出典:Electric Modify Land (http://ea11rode.blog.fc2.com/blog-category-5.html)】

そして、21フレットがインストールされた (BL1のような) BC1-CUSTOMのボディのザグリは、「H-S-H」であるが、H=ハムバッカーの部分が長方形ではなく、歪な形をした四角形となっている。

もしあなたが、BL1のように見える21フレットのギターを持っていたらピックガードを外してみてほしい。この歪な形をしていたら、それは元々本当に3シングル用のBCシリーズのボディであったものが、L-500を搭載するために改めて削られたということである。(そして、おそらくシリアルNoは、B3****もしくはB4****である可能性が高い)

勘の良い方は気が付いたかもしれないが、本来ビル・ローレンスのBCシリーズのザグリは、シングル3つ分のザグリしかなかったのである。

f104591634.jpg

画像が小さいが、過去のオークションに出品されていた「ビル ローレンス Bill Lawrence BC1D-62 ボディ」をチェックしてみてほしい。
http://aucview.aucfan.com/yahoo/f104591634/


bl101.jpg
【出典:frog mania (http://frogmania.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/l-500bill-lawre.html)】

そして、初期モデル(1983〜84年頃)のネックポケットは、丁寧に「BL」「CHALLENGER1-R」 などとスタンプされていた。 ちなみにこのスタンプのBLは「BLシリーズの意ではなく、ブランド名Bill Lawrenceの略である。

今回注目したザグリだが、生産効率化のためか、BCシリーズ、BLシリーズともに、まもなく「H-S-H」の同じザグリ加工となってしまった。(改造するには重宝するが…)


Bill Lawrenceの資料が他のメジャーブランドほど多くなく、特に1983年のデビュー当時については、引き続き調査を続けていく。ただ今回の検証が真実のすべてである保証はないので、参考程度にしていただければと思う。
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Author:Sam Jordan
ビル・ローレンスの謎に迫るべく、極秘活動中。

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