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【番外編】モーリスのエレキギターブランド

 このブログはタイトルの通り、Bill Lawrenceについて、数少ないウンチクをアップしているが、今回は番外編ということで、モーリス楽器のエレキギターブランドについて考察してみよう。


■Morris (モーリス)

morris_LP.jpg
【Image From DESPERADO

 アコースティックギターのブランドとして認知してされているので、エレキギターブランドとしては影が薄いが、1970年代に、フェンダーやギブソンのコピーモデルやオリジナルモデルを発売していた。当初は国内でも発売していたが、H.S.アンダーソンをリリースした頃から海外専用ブランドとなり、国内ではほとんど見ることはなくなった。
 ストラトやレスポールなどのトラディショナル・モデルのコピーモデルを、まれにオークションなどで見かけることがある。


■H.S.Anderson (エッチ.エス.アンダーソン)

HSAnderson.jpg
【Image From 島村楽器

 椎野秀聰氏(現ベスタスク会長)が立ち上げたブランドで、1973年に発売が開始された、第二のモーリスエレキブランド。フェンダーやギブソンのコピーもあったが、なんといっても、リンゴ型の「ヒューストン」(HS-A1)や、プリンスの使用で有名な「MAD CAT」(HS-1、H.S.TE80など)に代表されるオリジナルモデルが有名。
 2009年にMAD CATが限定復活されると瞬く間に完売となり、2010年以降は数量限定だが復活している。限定モデルには、Bill Lawrence USAのピックアップがインストールされている。


■Bill Lawrence (ビル・ローレンス)

BillLawrenceHead.jpg
【Image From Cloud Land

 1983年に発売が開始されたブランド。ピックアップ製作者であるビル・ローレンス氏監修のもと、価格以上の品質と性能を誇つ隠れた名器を数多くリリースした。ただし、ローレンス氏が関わったのは初期のみで、現在では氏とは直接関係のないブランドとなってしまった。
 ストラトやテレキャスのコピーが中心であったが、群を抜くピックアップ性能と、オリジナルネックシェイプで人気を博した。


■Bill's Brothers (ビルズ・ブラザーズ)

BillsBrothers.jpg
【Image From Pinterest

 文字通りビル・ローレンスの弟分的ブランド。リーズナブルな価格と、ビル・ローレンスギターの系統を武器に、エレキギタービギナーを支えた。ほとんどのモデルは韓国製だった。
 日本製のモデルの特徴は、OBL(ビル・ローレンス氏が西ドイツ(当時)で1996年に立ち上げたブランド)製ピックアップがインストールされたモデルに限られる。


■Hurricane (ハリケーン)

Hurricane.jpg
【Image From 黄昏パンダのぼやき

 80年代の輸出用ブランド。フェンダー系のコピーモデルの他に、時代を反映してかフライングVやソロイストタイプなど、HR/HM系モデルも多数ラインナップされていた。海外では、未だに一部で熱狂的なファンがいるらしい。


■Air BASS (エアベース)

airbass.jpg

 80年代のベース専門のブランド。スタジオミュージシャンやフュージョン系ミュージシャン向けと思われるシンプルなオリジナルシェイプのモデルが多かった。流通量は少なめである。


■AIR CRAFT (エアクラフト)

aircraft.jpg
【Image From ギター ベース 音響機材 まとめ

 セミオーダーメイドシステムを導入したコンポーネントギターブランド。高い品質と卓越した機能性でプロからも支持された。テクニック志向の強いギタリストを中心に、アーティストモデルもラインナップされていた。ギタールシアーである横山正氏が製作していた。
 安藤まさひろ(T-SQUARE)、増崎孝司(DIMENSION)、春畑道哉(TUBE)などが使用していた。

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簡単にまとめただけだが、意外にも7つもブランドがあったとは驚きである。しかし、残念ながら2008年現在全てのブランドが廃止された。またエレアコの"トルネード"や"グルービン"も廃止され、現在はアコースティックギターブランドとしての"モーリス"しか販売されていない。
エレキギターファンにとっての唯一の救いは、"Bill Lawrence USA"と、"Wilde USA","KEYSTONE"のピックアップが新品で入手できることであろう。
どのモデルにも言える事だが、状態の良い物は減りつつあり、今後中古品を探すのも苦労を強いられることが増えるかもしれない。

モリダイラ楽器とモーリス楽器のエレキギターブランドの復活を祈りつつ、これからもBill Lawrenceについての探求は続くのである…。

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HS_2_2014060815290942c.jpg

以上が、2008年12月に初稿(一部加筆)した内容だったが、その時点ではモーリスのエレキギターブランドは全て製造停止となっていた。

しかしながら、2009年にH.S.Andersonの「MAD CAT」が復活し、2011年以降数量限定ながら、モーリス製のエレキギターが復活した。そのすべてのモデルにはBill Lawrence USAのピックアップが搭載され、一部のモデルにはビル・ローレンスと全く同じヘッドデザインが採用されている。

1980~90年代のビル・ローレンスが5~10万円、エアクラフトが20万円前後で販売されていたが、2010年代のH.S.Andersonが20万円弱で販売されていることを考えると、あの当時のクオリティを再現するには、かなりのコストが必要となりそうだ。

国産ヴィンテージとしていまだ人気のあるビル・ローレンスについての探求は、さらに続くのである。


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テーマ : エレキギター
ジャンル : 音楽

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Author:Sam Jordan
ビル・ローレンスの謎に迫るべく、極秘活動中。

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