スポンサードリンク


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
スポンサードリンク



スポンサードリンク


ビルは、最期の数日間、生きるために戦っていた

BL060410sm.jpg
【出典:billlawrence.com

Bill Lawrence氏がこの世を去ってから、約半年が経過した。
このブログの更新が滞っていたためお伝えしていなかったが、2013年11月2日 午前9時20分頃、享年82歳で帰らぬ人となった。

妻であるベッキー氏が、公式サイトにメッセージを公開している。以下に意訳を掲載する。

--------------------
2013年11月2日 午前9時20分、私たちの心に大きな悲しみを残し、この世を去りました。

ビルは勇敢で強い人でした。最期の数日間、生きるために戦っていました。
彼は、音楽、ピックアップやギター、そして人生について話してくれました。そして、これからも彼が残してくれた会社や遺産は生き続けます。

私たちは、ビルの強靭な強さを失ったことを悲しみます。またビルは非常に多くのものをもたらしてくれました。そしてそれらを更にもたらすために地球に留まりたかったと思います。

先日、後継者の書類を準備しました。ビルの願いに敬意を評して、私たちはひとつです。
--------------------


Bill Lawrence (Billy Lorento / 本名:Willi Lorenz Stich) 氏は、1931年3月24日、西ドイツ(当時)で生まれ、10代後半で独自のピックアップを完成させ、ギタリストとしてのキャリアもスタートさせた。

BLfatherframussmall.jpg
【出典:billlawrence.com

1953年には、Framus Guitars とエンドース契約を結び、シグネチャーモデルが発売されている。

BL63.jpg
【出典:billlawrence.com

更に1960年代に入り、ドイツ・フェンダー社とエンドース契約を結び、ギタリストとしての地位を不動のものとした。

しかし1960年代中頃になると転機が訪れる。ビルは2人のパートナーと「ローレンス・エレクトロ・サウンド」を西ドイツで始め、ほどなくしてアメリカに渡り、有名ミュージシャンのピックアップ制作などで認められるようになり、アフターマーケットの交換用ピックアップを開発した。
彼の評判を聞きつけたギブソン社がビルを迎え入れ、ギブソンでL6などのピックアップを開発を行った。

ビルはギブソン社との関係を維持しながら、シングルブレードのL-250、ツインブレードハムバッカーL-90、そして彼の名作となるL-500など、続々とアフターマーケット用ピックアップを開発してしていく。

1970年代後半には、ビル・ローレンス製品の日本での販売代理店だったモリダイラ楽器と合弁で、東南アジア向けに「ビル・ローレンス・ギター」のプロジェクトを始めることになり、日本を訪れている。約1ヶ月、モーリス楽器のある長野県松本市に滞在し、マーケティング戦略やギター製作のノウハウを伝授した。

ビルはオリジナルデザインのギターに拘ったが、1983年に来日した際に、「ビル・ローレンス・ギター」がフェンダーのコピーモデルとして販売されていることにショックを受け、このプロジェクトからは身を引いている。

1984年にローレンス・サウンド・リサーチ社(現:Bill Lawrence U.S.A.)を離れ、1986年に故郷西ドイツへ戻り、OBL社を立ち上げピックアップの制作を再開した。

その後はフェンダー社などでもピックアップ開発を行いながらも、新たに「Wilde」シリーズなどをリリースし、ピックアップ製作を愛妻ベッキーとともに続けていた。


IMG_0975.jpg


インターネットのおかげで、彼のオフィシャルサイトを通じて日本からでも(英語だが)直接注文も可能となり、ビルが製作したピックアップを直接手にすることもできるようになった。
現在でも、ベッキーと残ったスタッフでピックアップ制作は続けられており、ビルの想いが詰まったピックアップを手にすることは可能である。

ご冥福をお祈りする…


Bill Lawrence at NAMM 2008


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
スポンサードリンク


スポンサーサイト
プロフィール

Sam Jordan

Author:Sam Jordan
ビル・ローレンスの謎に迫るべく、極秘活動中。

最新記事
楽天広告
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。